人によって色が違って見えるジャージが再び大論争を巻き起こす
人によって色が違って見える服、再び
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約1年前に世界中で大論争を巻き起こした、見る人によって色が違って見えるドレスを覚えていますか?これが昨年問題になったドレスです。見る人によって白と金に見えたり、青と黒に見えたりして話題となりました。

このドレスの場合、実際は青と黒なのですが、人によって違った色に見えるのは脳による錯覚が原因だそうです。人の脳はモノを見たときに背景との兼ね合いで色を認識するのですが、条件によっては脳が色を間違って認識してしまうことがあり、ドレスの色が違って見えたのもそれが原因なのです。
そして先月末、またしても人によって色の見え方が違う服の写真がネット上に投稿され、世界中で大論争を巻き起こしています。問題の写真はこちら。

あなたはこのアディダスのジャージ、何色に見えますか?
正解は白と青
正解(実際の製品の色)を先に書いておくと、アディダスマークが白、その他は青色です。ところがこの写真、人によってはマークが金で他は緑に見えたり、マークが茶色で他は黒色に見えたりするのです。ちなみにこのブログ管理人ウエタニは全体が深緑でマークは茶色に見えます。
金・緑派がフォトショップを使って色を比べている写真がこちら。
Photoshop says teal and gold. #thejacket pic.twitter.com/StoOZx4zcP
— Andrew Richard (@andr3wrichard) February 26, 2016
また実際に白と青だと”証明”するためにジャージを別角度から撮影した写真をアップする人も現れました。
Here’s another picture of it LMAOO pic.twitter.com/3S3pnyLvkk
— mariam (@ZAYNSMlND) February 26, 2016
ところがこの写真でもまた人によって見え方が違って、結局議論は終わりません。
もともとは小さなグループ内での意見の食い違いから始まった
話題になっているアディダスのジャージ写真は、もともとカリフォルニアに住む高校生がネットに投稿したものです。仲間内で本当は白と青のこのジャケットが茶色と黒に見えると主張して譲らない人がいたので、じゃあ他の人はどう見えるのだろうということで写真投稿サイトTumblrに投稿しました。
すると同じように茶色と黒に見える人から緑と金に見える人までさまざまな意見が投稿され、写真は瞬く間にネット上で拡散されていきました。ついにはアメリカの芸能人まで巻き込んだ大論争に発展しています。
すでに日本のネット上でも話題になり始めているこの写真、本当に不思議ですね。
元記事ABC NEWS