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8歳の息子にプロのメイクを施した母親に賛否両論

      2016/01/15

好奇心旺盛な8歳

プロのメイクアップアーティストに頼んで息子に化粧を施した母親に賛否両論が巻き起こっています。事の発端はアメリカフロリダ州の化粧品店でした。

その日母親のシーズンさんは8歳の息子イーサン君を連れて、近所の化粧品店に買い物へ出かけました。化粧品店に入ると、お店で働くプロのメークアップアーティスト、ジョーイ・キルメイヤーさんがお客さんにメイクを施していました。好奇心旺盛なイーサン君は、ジョーイさんの動きに見とれてしまいます。

そしておもむろにジョーイさんに近づいて言いました。

「僕もどうやってお化粧するのか知りたい!」

イーサン君はよくYoutubeで、いろいろな女性がメイクのテクニックを披露する動画を見ていたので、以前からメイクに興味を持っていました。実際にジョーイさんが女性にメイクを施すのを目の当たりにして、居ても立っても居られなかったのです。

理解があった母親

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イーサン君のお願いに母親のシーズンさんもびっくりです。しかし彼女は考えました。「何でもイーサンのやりたいことをやらせてあげた方が、彼の創造力を育てるためにはいいかもしれない。」そして、なんとジョーイさんにメイクをしてもらうことを許したのです。

ジョーイさんは業界で15年以上の経験を積んだ、プロのメイクアップアーティストです。ミス・アメリカコンテストでも参加者のメイクを担当するほど業界では有名人。頼まれたからにはプロのプライドにかけて、真剣にイーサン君にメイクを施します。

彼はイーサン君が自分でメイクの仕方を覚えられるよう、イーサン君の顔の半分だけにメイクをして見せました。そしてイーサン君がそれをお手本に、残りの半分を自分でやってみるのです。

こちらがメイク後のジョーイ・キルメイヤーさんとイーサン君

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フルメイクの少年に賛否両論

この姿がネットで公開されると、物議を醸しました。わずか8歳の、しかも男の子にメイクをさせるなんて間違っている、そんな声が聞こえてきたのです。しかし母親のシーズンさんは言います。

「親はどんな時でも子供を愛さなくてはいけません。子供が興味を持ったり、情熱を持ったりしたら、それがどんなことであれ応援してあげるのが親というものです。」

「私たちの社会は性に対するステレオタイプをもっと捨てるべきだと思います。イーサンがメイクに興味を持ったからといって、彼が女性の心を持っているというわけではないし、男の子に興味があるというわけでもありません。メイクは彼の創造力をかきたて、自分自身のアートを表現する方法なのです。私の今回の行動で、他の同じような悩みをもつ親たちを勇気づけられたらうれしいです。」

メイクをしたアーティストの感想

ジョーイさんは後にメディアにこう語っています。

「イーサン君を見ていて、自分が同じくらいだった時のことを思い出しました。彼が知りたい!と思ったことを教えることが出来てとてもうれしかったです。また、お母さんがイーサン君にメイクを許したことに、とても感動しました。」

「また、イーサン君は、『他の人にどうやってメイクをしてあげるのか知りたい!そのためには自分の顔を実験台にするのがいいと思う。』と僕に言いました。これこそがお母さんがイーサン君に学んでほしいと思っていた創造性なんだと思います。」

ネット上には未だに賛否両論がありますが、最後に母親のシーズンさんは言います。

「彼は8歳の子供です。メイクは純粋に彼の情熱を表現する方法なのです。もし固定観念や偏見をもって、彼の好奇心を否定したらどうでしょう?それは彼の創造力を妨げ、本当の才能を見つける足かせにしかならないのです。」

元記事The Huffington Post

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