夫婦関係問題のプロが語る、離婚に至る原因トップ3
2016/01/15
夫婦関係が壊れる原因とは?
アメリカでは、結婚したカップルの実に約半数が離婚します。それほど離婚が身近なものになっているのです。そんな事情があるアメリカでは、危機に陥った夫婦やカップルの関係修復を専門に行うカウンセラーや、既に修復不能になり、離婚を決めたカップルの手助けを行う離婚コーチという仕事まであります(過去記事→アメリカで増えている「離婚コーチ」ってどんな仕事??)。
ミッキ・マクウェイド氏は、そのようなカウンセラーと離婚コーチの両方をこなす、夫婦問題のスペシャリストです。今回の記事では、多くの夫婦の悩みを扱ってきたマクウェイド氏が語る、夫婦が離婚に至る原因トップ3を紹介します。
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1.夫婦がパートナーとしての関係でなくなった時
「夫婦生活が上手くいくためには、2人の協力が必要なのです。」とマクウェイド氏は言います。うまくいっている夫婦は、対等な関係の「パートナー」です。ところが、どちらかが、自己中心的だったり、幼稚だったり、責任感がなかったりで、相手が「私って彼の親みたい。。。」とでも思い始めたらアウト。すぐにでも対処しない限り、相手の気持ちが離れていってしまい、元に戻ることはありません。当然、関係の修復は不可能で、離婚に至ります。
2.どちらか一方だけが責められる
問題が起きたときに責任を相手になすりつけるのは危険なサインです。また、いつもどちらか一方だけが責められる、常にどちらかが正しい、ケンカをしても最後は必ずどちらか決まった方が謝るなど、悪い方がいつも決まっているのも危険です。遺恨を残せば、夫婦関係が危うくなります。
3.俺が俺がタイプ
常に「俺が、俺が!」や「私が、私が!」と、自分のことばかり気にしている人には要注意です。例えば、「今日仕事で嫌なことがあってさ、、、」と話し始めたら、「私の方がもっと辛いことがあった!」と返してきたり、「頭が痛いみたい」と言えば、「俺はインフルエンザに罹ったんだから、頭痛くらいなんだ。」といった風に、自分の方がもっと凄いんだ、と言いたくなる人は、はっきり言って結婚に向いていません。夫婦関係がうまくいくためには、互いに助け合い、思いやることが重要なのです。
まとめ
これを見ると、多くの夫婦が、ほんのささいなことがきっかけで離婚に至っていることが分かります。ところで、トップの離婚原因に浮気・不倫が入っていないことい驚きませんでしたか?マクウェイド氏によると、浮気や不倫はもっと大きな問題が引き金となって起こることが多く、夫婦がその大きな問題を解決しようと努力して話し合う限り、乗り越えられると言います。だからと言って、不倫していいことにはならないので要注意です。