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“恋愛ホルモン”オキシトシンにはダイエット効果があるかもしれない!?

   

恋愛ホルモン・オキシトシン

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他人とのスキンシップ、特にハグをしたりキスをしたり性交渉したりすると分泌量が増えることから、最近では別名”恋愛ホルモン“とも呼ばれているオキシトシン。このホルモンはヒトの脳下垂体から分泌され、子宮収縮作用があることから医療の現場では陣痛誘発剤として使われてきました。しかし近年の研究で、オキシトシンには脳をリラックスさせたり、幸せな気分にさせたり、不安を和らげたりと、さまざまな効果があることが分かり注目を集めています。

オキシトシンで痩せる!?

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米国ハーバード大学医学部でこのほど行われた研究で、この恋愛ホルモンオキシトシンにこれまで知られていなかった新たな作用があることが分かりました。それは、食欲減衰作用です。

研究チームは25人の男性被験者(このうち12人がBMIが25以上の肥満体型でした)をランダムに2グループに分け、一方には合成オキシトシンを、もう一方には偽薬を鼻から吸引できるスプレーで投与しました。そして彼らに朝食メニューを渡し、好きなものを頼んでもらいました。

研究チームは頼まれたメニューを量を倍にして提供し、被験者たちがどのくらい食べたのか記録にとりました。そして2か月後、また同じことを繰り返しました。しかし今度は以前オキシトシンを投与されたグループに偽薬を、偽薬を投与されたグループにはオキシトシンを投与しました。

こうして得られたデータを解析した結果、オキシトシンを投与されたグループは平均で122kcalも摂取量が低かったのです。また脂肪の摂取量も平均で9gほど少なくなったと言います。これはカロリーに換算すると約80kcalになります。

この研究を率いたハーバード大医学部助教授のエリザベス・ローソン氏によれば、オキシトシンを投与されたグループは食べる量が減っただけでなく、血糖値の上がり方が緩やかになったのだそうです。

ご飯はみんなで食べよう

この研究は被験者が25人と比較的少なく、そして全員男性であるという難点がありますが、それでも潜在的にはとても興味深い結果です。オキシトシンは他人とのポジティブなかかわりを持つと分泌量が増えるので、例えば家族や友人など、心の許しあえる人たちと一緒に食事をすれば減量できるかもしれないのです。

また、日本の筑波大学のグループが、ペットの犬と触れ合うことでもオキシトシンの分泌が増えることを発見して話題になりました。一人暮らしで食事の相手が誰もいない人はペットが相手でもオキシトシンが分泌されるかもしれません。

研究グループは今後、女性でも同じことが起こるのか、また肥満の治療薬として効果があるのかさらに研究を進めていくといいます。今後の研究成果に注目ですね。

元記事The Huffington Post

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