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イラク難民が行方不明になってしまったペットの猫と移住先のノルウェーで感動の再開を果たす

   

感動の再開を果たした家族と猫

イラクから難民としてヨーロッパへ渡った家族が、旅の途中で行方不明になってしまったペットの猫と移住先のノルウェーで感動的な再会を果たしました。この様子を捉えた動画がFacebookに投稿されると人々の涙を誘い、1500万回以上も再生されています。

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ギリシャへ渡るときに行方不明になった猫

この家族は母親と5人の子供でイラクで暮らしていましたが、未だに混迷の続くイラクから政治的に安定しているヨーロッパへ難民として渡る決意をしました。家族にはとても可愛がっていたペットの猫、カンクッシュ君(Kunkush )がいました。

難民としてヨーロッパへ渡るには数々の危険が伴いますが、家族は可愛いカンクッシュ君をどうしても置いていくことができません。そこで、一緒にヨーロッパに連れていくことにしました。

日本でも報道されていると思いますが、中東からヨーロッパへ渡る難民の多くは地中海をボートで越え、最初ギリシャへ入国します。この一家もそのルートをたどり、2015年11月ギリシャ南部の島、レスボス島に到着します。しかし、その月だけでレスボス島に到着した難民は10万人を超えるといわれるほど、現地は難民でごった返していました。

カンクッシュ君はパニックになり、レスボス島に到着するや否や家族から逃げ出してしまったのです。しかし家族は目的地のドイツ・ベルリンへ向けて歩みを進めなくてはいけません。どうしてもあきらめ切れない一家は数日間ギリシャでカンクッシュ君を探しますが、とうとう見つけられず、泣く泣くあきらめてベルリンへ向かいました。

ちょうどそのころ幸運にも現地の住民が迷い猫となったカンクッシュ君をみつけ、獣医のもとへ連れて行きました。衰弱していたカンクッシュ君は適切な治療を受け、健康を取り戻します。カンクッシュ君にはギリシャ神話の神ゼウスのギリシャ語読みである「ディアス」という名前が付けられました。

迷い猫”ディアス”neko1

そしてアメリカ人ボランティアのアシュリー・アンダーソンさんが、ディアスことカンクッシュ君の飼い主を見つけようと作戦を立てます。アシュリーさんには飼い主についての情報は全くありませんでしたが、カンクッシュ君は難民と共にギリシャへやってきたのを目撃していた人がいました。

そこで彼女は友達と協力して迷い猫カンクッシュ君に関するポスターを作り、ギリシャとベルリンで配布しました。ポスターは中東難民でも読めるよう、英語とアラビア語で作成されました。

英語とアラビア語で作成されたポスターneko2

そして2016年2月、アシュリーさんとカンクッシュ君にうれしいニュースが届きます。なんとイラクからギリシャ、ベルリンを経てノルウェーへ渡った難民一家が、カンクッシュ君の飼い主であると名乗り出たのです。

アシュリーさんはカンクッシュ君を連れて、家族が住むノルウェーへ向かいます。そして11月に離れ離れになってから4か月ぶり、ついにカンクッシュ君と家族が再会を果たしました。

家族と再会するカンクッシュ君neko3

再会の様子は動画で撮影され、Facebookに投稿されています。動物を愛する優しい人々の協力で生まれた奇跡の感動ストーリーでした。

Refugee cat’s epic journey to find family

Refugee cat’s epic journey to find familyKunkush the cat was a beloved member of a family who became refugees when they fled Iraq for the safety of Europe. Travelling through Greece, cat and family became separated, sparking an international online search in hopes of reuniting them.This is Kunkush the cat's story.

Posted by The Guardian on Friday, February 19, 2016

元記事Pulptastic

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