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ダイエットの新常識!?いつご飯を食べるかでダイエット効果がかわるかもしれない!

   

ダイエットの新常識!?

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早いもので2016年も既に一か月過ぎてしまいました。正月に食べ過ぎたから「ダイエット」を新年の目標に立てて、頑張ってみた人も多いのではないでしょうか?

ダイエットといえばカロリー制限と適度な運動が効果的なことはよく知られています。しかし最近の研究で「いつ食事をとるか?
」という、ご飯の時間も非常に大切であることが分かってきました。いつご飯を食べるかを気を付けることでよりダイエットが効果的になるというのです。

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医学研究からわかったこと

最近スペインの研究グループが国際科学雑誌「International Journal of Obesity」に発表した論文によると、ダイエットに励む被験者のうち、午後3時前に食事を終えたグループは午後3時以降に食事をとるグループに比べて体重の減りが大きかったそうです。ちなみに2グループの摂取カロリーはほぼ同じでした。

研究では420人の体重過多の男女にボランティアとして参加してもらいました。平均年齢は42歳で、男女比は1:1です。ボランティアには全員一日約1400kcalの食事をとってもらいました。日本人の一日平均摂取カロリーは1800~2200kcalなので、1400kcalはダイエット食ということになります。

被験者には同じくらいの運動と同じくらいの睡眠をとってもらいましたが、半分のグループは午後3時前に食事を終えてもらい、半分のグループは午後3時以降にも食事を摂ってもらいました。5か月の実験の結果、3時以降も食事を摂ったグループは平均で7.7キロ体重が減ったのに対し、3時以前に食事を終えたグループは平均で10キロ体重が減少しました。

なぜ夜食べると太るのか?

この研究グループの一人であり、アメリカ・ボストンのハーバード大学関連施設、ブリガム・アンド・ウーマン病院で体内時計を研究する研究者、フランク・シェアー氏は、

この研究は”何を食べるか?”と同じくらい”いつ食べるか?”が大切であることを示しています。

と話しています。実はマウスを使った実験では、食事をする”タイミング”が体重管理に重要なことは以前から知られていました。シェアー氏によれば、この研究結果は人間でもマウスと同じことが起こっていると言える最初の例のうちの1つだそうです。

この研究では3時以降も食事を摂ったグループは翌朝朝食を食べなかったり、食べる量が少なかったりしました。この理由についてシェアー氏は、

遅い時間に食事を摂ると、全身の体内時計がずれてしまうのではないか?」と見ています。

私たちの体には1日のバイオリズムを調節する体内時計があることはよく知られていますが、実は体の細胞はそれぞれが自分の体内時計を持っているのです。その細胞それぞれの体内時計を統率しているのが脳にある体内時計なのですが、シェアー氏によれば、夜遅くものを食べると脳にある体内時計の司令塔が他の細胞の体内時計とずれてしまい、結果体重を一定に保とうとする機能が上手く働かなくなってしまうそうです。

しかしこの研究結果に懐疑的な研究者もいます。ピッツバーグ大学メディカルセンターの研究者、メイドリン・ファーンストローム氏は、

「食べる時間が違うだけでここまで体重減少に差があるなんて少し信じられない。」

と言います。ファーンストローム氏によれば、2つのグループで体重減少に差があったのは事実だが、それが食事時間の差だけによるものだとは言えないそうです。

ファーンストローム氏は、

「体重減少というのは、非常に複雑なメカニズムが働いていることは事実です。ダイエットに励むダイエッターには、ダイエットの基本的概念を忘れてほしくありません。」

といいます。基本的概念ともちろん、カロリーを制限し、適度な運動をすることです。とはいってもこの研究結果はダイエッターにとって非常に興味深いものであることは間違いありません。食べる時間を前倒しするだけで、ダイエットがより効果的になるかもしれないのです。みなさんも試してみてはいかがでしょうか?

元記事npr

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