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仕事で英語を使う人が職場で言わない方がいい11のフレーズ

      2016/01/15

今回はビジネスシーンで使われる英語の記事です。

17340407526_b642813ceaphoto credit: Business Computer and IT Support via photopin (license)

英語のビジネスシーンでは、「プロフェッショナル(professional)」という言葉をよく使います。日本語でプロフェッショナル、もしくは単にプロ、といえば、特殊な専門職に就いている人のことを指しますが(例えばプロ野球選手、プロデザイナー、プロ棋士など)、英語では単に「職業上の」と言った意味でよく使われます(もちろん日本語と同じ意味で、使われることもあります)。

例えば、「仕事とプライベートの両立」、という意味で、「balance between professional and personal life」といった具合です。また、どんな職業でも、「その仕事に精通していて、プライドを持って職務を遂行している人」のことをprofessionalと言います。ですから英語では、企業勤めの営業マンも、経理担当も、人事担当も、「professional」に成りうるのです。

一般にアメリカの職場で成功するには、professionalとしての振る舞いが必要になります。ですから英語で書かれたビジネスパーソン向けの本や、ウェブサイトには、どうしたら職場で「professional」になれるのか、逆に「professional」らしくない行動とは何か、という情報で溢れているのです。

そんななか、アメリカ経済誌「Forbes」が「デキる人は職場でしない11の発言」という記事を発表しました。これら11の発言を職場でする人はprofessionalではない、という趣旨なのですが、フレーズも説明も興味深かったのでご紹介します。外資系企業など、英語が公用語の職場で働いている方、もしくは将来そういった職場で働きたい方は、とても参考になると思います。

1. “It’s not fair.”

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これは子供がよく使うフレーズです。たとえば、お兄ちゃんは携帯を持たせてもらっているのに、弟はまだ早い、ということで携帯を買ってもらえないとき、“It’s not fair!”とか、“It’s so unfair!”と弟君が言ったりします。

大人はみんな、社会がFairでないことは知っています。しかしそれを口に出してしまうこと、周りの人に幼稚な印象を与えてしまうので、避けた方がいいでしょう。

たとえUnfair(だと思う)な自体に遭遇しても、事実は事実として冷静に受け止め、その経験から何か得られないか、建設的に考えることが重要です。

例えば、「私が希望していたプロジェクトのリーダーが、同期のA君に決定したことを聞きました。もしよろしければ、なぜ私ではなくて、A君を選んだのか、お聞かせいただけませんでしょうか?次に同様のチャンスがあった時に参考にしたいのです。」といったように言ってみてはどうでしょうか。

2. “This is the way it’s always been done.”

ITやテクノロジー業界はDog yearだとよく言われます。1年で人間の7年分の歳をとる犬のように、非常に技術の進歩が速いという意味です。そういった分野ではないにしても、ビジネスは常に進歩しています。にもかかわらず、“This is the way it’s always been done.(これは昔からこうやってきたんだよ)”と言ってしまうことは、怠慢以外の何物でもありません。どんなことにも、改善や進歩の余地があるのです。

3. “No problem.”

誰かに何かを頼まれたときに、返事として言ってしまいがちです。また、その頼まれごとを片付けた後に、相手からの「Thank you」に対して、「No problem!」という人も多くいます。

これはビジネスシーン以外でも最近問題になっていますが、「No problem!」とは、「あなたの行いは、僕にとって全く問題ないですよ!」という意味で、本来は謝罪に対して返す言葉です。頼まれごとの返事や、Thank you!に対して使うと、暗に、「本当はやりたくない、厄介ごとを引き受けた」という印象を相手に与えてしまいます。

4.“I think …/This may be a silly idea …/I’m going to ask a stupid question.”

謙遜して言っているつもりならやめましょう。また、本当にそう思っているなら、もっとやめましょう。自分自身が「silly idea」や「stupid question」だと思っていることを口に出しても、相手に失礼なだけです。自分の発言には常に自信を持ちましょう。

5. “This will only take a minute.”

本当に、文字通り60秒以内で終わらせられる以外は使ってはいけません。急いで適当に終わらせると思われてしまいます。単に、「it won’t take long」(そんなに長くはかからないよ)と言いましょう。

6. “I’ll try.”

先の4.に出てきた、「Think」と同じように、「Try」(やってみる)は、出来るかどうかわからないけど、とりあえずやってみる、というニュアンスがあり、自信があまりないような印象を与えてしまうので、避けるべきです。自身の能力には責任を持ちましょう。誰かに何かを頼まれたら、必ずやり遂げることを約束するか、自分が出来ないと思うなら断わるようにしましょう。

7. “He’s lazy/incompetent/a jerk.”

同僚や上司の悪口を言っても、得られるものは何一つありません(jerkとは、嫌なヤツという意味)。もしその悪口が的を得ていた場合、たいてい皆すでに知っています。もし的を得ていない場合は、あなたがjerkです。

どんな職場にも、失礼なヤツや、嫌なヤツは必ずいるものです。そして、たいてい職場の人たちは気づいています。他人の悪口を言っても、あなたの評価が上がるわけではありません。むしろ逆に、あなたの印象が悪くなります。

8. “That’s not in my job description.”

850107288_ed52b977a8photo credit: Return to work via photopin (license)

これは少し説明が必要です。「job description」とは、職務規定や職務内容が事細かく記された、社員用のマニュアル、あるいはハンドブックのようなものです。アメリカは契約社会なので、職を得るときに、「job description」の内容を確認し、異論がなければ契約書にサインして雇用関係が成立します。「That’s not in my job description.」とは、本来の仕事ではないことを頼まれた時に皮肉を込めてよく言われる言葉です。「契約にはありませんけど。」というような意味で、私の仕事ではないので、やりたくないです。と暗に言っています。

さて、なぜ「That’s not in my job description.」と言ってはいけないのでしょう?Forbes誌によれば、これは、「わたしは必要最低限の仕事だけやって、給料がもらえればそれでいいです。」とアピールしているようなものだと言います。この態度は向上心を欠いていて、「プロフェッショナル」として失格です。

ではもし本当に、「job description.」にないような、全く的外れな仕事を上司から頼まれてしまったらどうすればいいのでしょうか?ベストアンサーは、とにかく全力でその仕事を片付ける、です。その後上司と個別に面談をする時間を設け、自分の会社での役割は何なのか、そして、もし今回のような、的外れな仕事を今後も頼まれるのであれば、job descriptionを更新して、正式に仕事の一部として引き受けた方がいいのか、徹底的に話し合うことです。

9. “It’s not my fault.”

他人を責めるのは、決してよい策ではありません。たとえどんなに小さなことでも、自分が少しでも関わったのなら責任を持つべきです。もし本当に、全くかかわっていないのなら、客観的に事実を把握し、何が起こったのか、を上司や同僚に説明し、彼らに責任者が誰であるのかを決めさせましょう。

10. “I can’t.”

職場で聞かれる「I can’t」(できません)は、ほとんどの場合「I won’t」(やりません)を意味します。「I can’t」は、「あまり積極的にはやりたくありません。」と同義です。もし本当に、自分の能力が足りないことが原因で「I can’t」と言わなくてはいけない場合は、第二案を提案しましょう。例えば残業を頼まれた場合、“I can’t stay late tonight,” と言うのではなく、“I can come in early tomorrow morning. Will that work?” と言いましょう。

11. “I hate this job.”

職場の悪口は絶対に言ってはいけません。あなた自身の印象が悪くなるだけでなく、職場全体のモチベーションを下げます。また、そういう悪口はすぐに上司の耳に入ります。最悪クビになることも覚悟しましょう。

私の感想

私はアメリカに住んで8年になりますが、ここに上げられたフレーズはしょっちゅう耳にしますし、自分自身もよく使っています。意識していなかったので、今まで何も思わなかったですが、こういった発言をする度に、これまで誰かの中で私の評価が下がっていたのかと思うと、残念です。また、自分が思うデキる同僚、上司が、本当にこういった発言をしていないのか、今後注意して聞いてみたいと思います。

元記事Forbes

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